物件を検索する際にポータルサイトで同じ物件に複数の業者が広告を出しているケースが多く有ります。そのような時にどの会社に連絡をしようかと考えたことがある方は多いでしょう。一般的な考え方では写真を多く掲載している業者や、物件に一番近い業者にまず連絡をすることが多いと思います。あとは会社の規模でしょうか。大手有名チェーンの会社と独立系の会社でどちらの会社を選ぶかというのは、それぞれ一長一短があると思います。さて、それ以外で見るべきところは担当者と代表者の写真が掲載されているかどうかは重要なポイントです。ポータルサイトではほとんどが担当者の顔写真が掲載出来るようなシステムになっていますが、顔写真を掲載していない会社も多く有ります。
ポータルサイトに担当者の顔写真を載せることはそれなりに会社が社員教育をしっかりしていますよというメッセージでもありますので、担当者の写真が掲載されている会社を選ぶことをお勧めします。
次に仲介業者のホームページをご覧になった際は代表者が写真を掲載し代表者のメッセージを発信している会社の方が、写真を掲載していない会社よりも信頼のおける会社です。上場企業のホームページは8~9割方は代表者の写真が掲載されています。上場企業ともなれば株主に対する責任も負いますので当然のことでしょう。アメリカの調査会社の調査ではアメリカの上場企業で全役員の顔写真が掲載されている会社とそうではない会社の収益力の差を調査した結果、全役員の写真を掲載している会社の方が明らかに収益力・成長性が高いという結果が出たとのことで、その調査結果が発表されて以降、役員の顔写真を掲載する会社が増えたとのことです。
不動産の仲介業者を選ぶ際も、代表者が顔写真を掲載しメッセージを発信している会社は、自社の業務に自信を持っている証にもなりますので、そのような観点からも仲介会社を選んでみたらいかがでしょうか。
その他の点では免許番号の違いを確認することをお勧めします。県知事免許と国土交通大臣免許の違いですが、県知事免許は免許のある県のみで営業をしている会社で、大臣免許は2つ以上の都道府県で営業をしている会社ですので、県知事免許の会社に比べ経営基盤がより強固な会社であると言えるでしょう。
最後におとり広告について触れておきます。事業系物件の仲介を行う会社のホームぺージをご覧頂いた際に登録物件数が表示されていることが殆どですが、まれに登録物件数が数千件にのぼるホームページが出てきます。特に倉庫や工場をメインに扱う会社にこのように桁違いの物件登録数を載せている会社が見受けられます。
このような会社が掲載している物件が実際に募集をしているかと言えば殆ど募集が終了している物件だと思われます。事業系の賃貸物件はアパマンに比べ数は非常に少ないので、一つの会社が目の届く範囲で掲載出来る件数は多くても数百件レベルです。数千件レベルで物件を掲載している会社が有れば、おとり広告でとりあえず問い合わせを促すことを目的に、募集が終了した物件を掲載している可能性が非常に高いので注意が必要です。